ぎんゆうしじんになりたい男のブログ

キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ by 上田晋也(くりいむしちゅー)

M-1グランプリ2008

 オードリーが2009年にブレイクするきっかけとなった、M-1グランプリ2008のDVD
 
 オードリーがM-1で披露したのは、「引っ越し」と「立候補」である。本編は2時間ほどで、特典映像として組み合わせ抽選の模様や2008年優勝者のインタビュー、1000万円贈呈式も収録されている。
 オードリー以外の出場者を出番順で並べると、ダイアン、笑い飯モンスターエンジン、ナイツ、U字工事ザ・パンチNON STYLEキングコングである。
 敗者復活枠で出場したオードリーは、野外の会場で本戦出場の権利を勝ち取るのだが、その会場のステージで居並ぶ芸人たちのなかには、2018年現在テレビでみかけ顔も少なくない。プラスマイナス・岩橋、ピーズの綾部、天竺鼠とろサーモンオリエンタルラジオパンクブーブーかまいたちチャド・マレーン5GAP、タイムマシーン3号、ハイキングウォーキング南海キャンディーズしずちゃん?あと銀シャリもいたような気がする。そして、ダブルネームも吉本芸人に負けじとステージのセン
ター寄り(どういうわけかカメラのアップで抜かれることはないのだが…)に陣取っている。
 漫才の内容よりも、一回戦の点数発表後の若林の目が点になり、顎が外れんばかりに開けている表情の方がおもしかったかな。笑うために借りるのではなく、あのときあの場所にはどんな奴がいて、どんなことしたのかというお笑い記録映像としてしか観れなかった。
 
 ちなみに、この宣材写真のポーズは2008年のM-1からかな…
 
 



 以下、私の2008年M-1の思いです。
 オードリーは2008年のM-1に出演してからブレイクするので、テレビに出演しまくるのは2009年からになる。当時、M-1は敗者枠からアンタッチャブル、サンドウィッチマンが優勝したこともあり、敗者枠が”アツい”ということになっており、私もM-1全部を観るのは長丁場なので、敗者枠だけ観ればいいと思っていた。
 頃合いをみて、チャンネルを変えたところ、オードリーは漫才をおえて、松本人志が「胸の番号までおもしろくなってきた」とコメントしていたところだった。会場も盛り上がっていて、最終決戦にも進出することのようなのでチャンネルをそのまましてオードリーの漫才をみることにした。
 最終決戦でオードリーが選んだネタは、「春日の引退セレモニー」形式のズレ漫才「立候補」だった。この漫才が、私がはじめてみたオードリーの漫才である。
 オーソドックスな漫才をみたかった私にとって、「春日の引退セレモニー」形式は斬新すぎてよくわからなかった。
 それでも、若林のうしろかのそのそ歩いてくるピンクベストの変な奴という印象は強く残っており、私が観ることができなかったもう一つの漫才がどうしても知りたかったので、数日後you tubeで、2008年M-1グランプリの一回戦のオードリーの漫才を観たのであった。
 私は定番ズレ漫才の「引っ越し」で、笑わせてもらい、ブレイクを経て、徐々に明らかになる若林、春日の異常ぶりからオードリーファンになったのである。
 後悔しているのは、、一回戦の漫才を生で観れなかったことで、あのときもっとはやくチャンネルをM-1に合わせていれば、もっと大笑いできたからである