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キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ by 上田晋也(くりいむしちゅー)

交響曲 第4番 変ホ長調:ロマンティック:ハース版/アントン・ブルックナー

交響曲 第4番 変ホ長調:ロマンティック:ハース版/アントン・ブルックナー

 

シリーズ名 チェリビダッケ・エディション;v. 2, no. 2
ブルックナー /作曲, チェリビダッケ  /指揮,

ミュンヘン フィルハーモニー管弦楽団 /演奏
出版社 東芝EMI
出版年 1998

 

 長いだけでなにがいいのかさっぱりわからないというのが、ブルックナーに対する音楽の素人の私の印象である。異なった指揮者のブルックナーのCDを図書館で借りて、テンポやダイナミックスさの違いだけを聞き比べることでしかブルックナーを聴きたいとは思わなかった。
 このチェリビダッケブルックナーは今まで聴いてきたものと比べて、ベートーベンの交響曲のように躍動し、演奏時間の長さが気にならない。
 収録のライナーノーツには、指揮者であるチェリビダッケとリハーサルを重ねることで交響曲第4番に開眼してゆくヴァイオリニストの心理告白が掲載されている。このヴァイオリニストはカラヤンのところからチェリビダッケのもとへ移籍した演奏者で、彼が語る両指揮者の交響曲の演出方法の違いは興味深いものがあった。
 私はクラシック音楽の訓練を受けていない素人なので保証はできませんが、長ったるくて、意味不明。マーラーと並び評されるから借りてみたものの、最後まで聴いた時間が無駄だと思えたブルックナー体験者の方々は一度借りてみたらどうでしょうか。