ぎんゆうしじんになりたい男のブログ

キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ by 上田晋也(くりいむしちゅー)

WEEK02 セインツに勝利。セインツはよ暗黒時代に入れ。元ビルズのビーズリーと契約しました。

 荒れに荒れてなんとか勝ちました。WRのエヴァンスが退場(なぜかわかりませんが名誉職になった前HCエイリアンズが乱闘現場近くのサイドラインにいました)。

 セインツ戦は負けるとムカつくので、試合結果を知ったあとで試合内容を確認しているんですが、この試合の結果を知らずに試合をみていたら第4Qまで平静を保てなかったでしょう。

www.youtube.com ☝ボウルズ「相手を圧倒したわけでも、カッコイイプレーがあったわけでもない、とにかく勝った……(以下略)」(意訳)

 

 よくわからんが、オデル・ベッカムjuniorが試合を観戦していました。再就職へのアピールかな。

 

 ハイライトだと全然伝わらないんですが、お互いに決め手を欠くじりじりとした展開でした。バッカニアーズに関して言えば、ランがとにかくでない。パスは時折通るんですが、スムーズに1stdownを更新し続けられるほどは通らない。

 ブレイディがすごいと思うのは、パスインコンプリートでも相手DBからは届かず、味方WRからは届くところに必ずパスを投げているところでした。特にS・ミラーへのディープゾーンへのパスで本当にギリギリに投げているんですよね。だから、じりじりした試合展開でのそういったパスを取れないなら取れるWRと契約してくれということでのビーズリーの加入かなと思います。

 

 まあそれにしてもぺリマンなんですよ。この男なんなんですかね。昨シーズンのビルズ戦もですけど、相手D#からするとぺリマンにパスは来ないだろうっていう時間と状況に限ってTDのチャンスが訪れる男ぺリマン。ファンの間で語り継がれるであろうハイライトを作る男。データじゃないなにかがあるWR。

 ハイライト男ぺリマン

 

 カマラが出場していないというのも勝因のひとつ。

 もうひとつはQBのウィンストンが単純にプレッシャーに弱いということです。

 この男3ポゼッション差でリードしているか、相手チームに大量リードをされて敵がパスOKのゾーンD#を敷いてきたとき以外はロングパスをコンプリートすることはできません。

 youtubeの動画を見れば分かるとおり試合中・試合後は目がバキバキで明らかにヤバい表情になります。そう彼は気の弱そうな同級生をいびりケンカが強そうな演出をする自分を大きく見せたいタイプの偽ヤンキー中学生なのです。

 そんなウィンストンが嫌いなのはLBブリッツでプレッシャーを掛けられること。ウィンストンは本当にプレッシャーに弱いのですが、その弱さを他者に晒したくないためにウィンスターセプト(ウィンストンが犯しがちなインターセプト)が発生します。

 とにかく、プレッシャーが掛からない状態でないとロングパスが成功しないのです。

 つまりカバーなのかサックしてくるのかのプレッシャー二択クイズが迫るなかで、プライドの高い彼は安全パイのRBへのパスを選択することしません。常にいいところを見せつけたいのでリスクの高いロングパスを投じます。当然そのパスの成功率は低く、インコンプリートやインターセプトを引き起こし、ウィンストンがQBを務めるとチームが勝手に崩壊していくのです。

 プレッシャーが掛かる中でそれを覆したところを見せつけたい自己顕示欲を克服しない限り、ウィンストンに安定した勝ち星は望めないでしょう。

 

 

去年もやっていたような気がするウィンストンが好きなプレイアクション

 

ウィンスターセプト(ウィンストンが犯しがちなインターセプト

 

シャック(シャキールバレット)アタック

 

見事な正拳突きでした

 

 

 ハイライト動画ではカットされていましたが、エヴァンスは相手のCBのラティモアと乱闘したので、一試合分の出場停止をNFL機構から申し渡されました。

 それに伴ってかどうかはわかりませんが元ビルズのビーズリーと契約しました。

 長身のWRの駒よりもサイズ小さめでステルス性が高いWRが必要だと判断したのでしょう。一応S・ミラーという小さめWRいるんですがあと一歩ダッシュ力が足りずにパスキャッチできない場面がセインツ戦で多かった。ですのでミラーとビーズリーを競い合わせてミラーの能力向上という意味での契約だと思います。