ぎんゆうしじんになりたい男のブログ

キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ by 上田晋也(くりいむしちゅー)

映画『バックトゥザフューチャーpart3』

バックトゥザフューチャーPART3
 バックトゥザフューチャーは3部作というより、一本の作品を3つに分割したものだろう。1作目がヒットすれば、続編も作れると思っていたのだろうけど、続きも作る算段でシナリオを作ったのだろう。
 
 客にとってヒロインは1幕目では台詞だけで存在を知るのみであり、2幕目の中間部で主人公の目の前にヒロイン登場する。『シザーハンズ』もこの登場方法でヒロインが主人公と出会った。はじめから、恋人同士でないのならこの方が劇的であるので、よく使われる手法なのだろう。

 ドクがとにかくよく状況を説明してくれるのだが、役柄や性格、場面の状況に違和感がないから客は素直にドクの台詞を聞いていられるのだろう。唐突に説明するのではなく、冒頭から説明しまくるので、そういう人なんだと客がカテゴライズするからだろう。
 
 1幕目で台詞や画(look)で客にすべてを明かし、2幕目ですべてを客まえに晒す。すべてのアイテム・キャラクターを提示しているので、あとは主人公が未来に戻れるかだけを、客は待てばいいのである。
 主人公が未来に戻れるかというドラマがあり、それを客に楽しんでもらうためには1,2幕目ですべてのアイテム・キャラクターを提示しなければならない。客はドラマの決着を終盤まで待たなくてはならない。それだけだと、客は飽きてしまうのでsubストーリーが必要になるのだろう。

台詞 図書館 主人公→ドク   ケチな話だな   ※互いに探し物をしているので、独白しているようなものになる
 
 (写真が出てくる)殺し屋ビュフォード・タネン。カっとなるとよだれを垂らすので、ついたあだ名が”マッドドック・タネン”(look)。すぐ銃を抜き殺した人の数は白人だけで自称12人→私がその1人なのか
 ただし、彼の言う人数は未確認、記事を書いた新聞記者は気に入らないと射殺された→マクフライ一家だ(写真を見せる)(look)
 僕の曽じいさんだ。これだ(指さし)ハンサムだな→ブラウンという名前はないな。
 あの墓は誰か別のエメット・ブラウンだよ、この土地に先祖は?→1908年に移住してきたときは、フォンブラウンだ。WW1のときに改名した。
 (ドクの写真がある)(look)→驚いたな、それは私だ。じゃあ、あれはホンモノだ。私は撃たれて死ぬのだ。
 心配しないでドク、デロリアンの修理ができたら僕が1885年へ救い出しに行くよ→______

マッドドック→主人公
 マクフライ(hey)→(ふりかえる) 
 この店には来るなと…(人ちがいだとわかる)、シェイマスじゃねえのか、その汚ねえ帽子でてっきり奴かと(笑う)→_____
 奴の身内か、名前はなんだ→マー、…イーストウッドクリント・イーストウッド
 アホな名だな、A)チンケなチビだな、B)歯を見ろ、やけに白いぞ若いのに総入れ歯か、C)靴も変わってるぜ何の皮だ?ニーケイ?先住民の言葉か?→___
 (酒を注ぐ店主を制して、店主に聞く)おい、あの忌々しい鍛冶屋を見たか?→(店主が)いいえ、タネンさん(no,sir)_(主人公が)タネン?マッドドックタネン?(are you)
 {店内に緊張が走る、店内の人が身を隠す}
 マッドドックと呼びやがったな、気に食わねえ名だ。マッドドックと呼ぶな、チンケなチビめこれでもくらいな(足元に向けて発砲する→(避ける)
 (続けて発砲する)踊りな、踊れ→(避けて、避けて、ムーンウォークをする。タン壺を蹴ってタネンにぶつける)