ぎんゆうしじんになりたい男のブログ

キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ by 上田晋也(くりいむしちゅー)

アメフトをあじわいたい5

 2018-19シーズンが開幕し、毎日NFL関連のブログをチェックしまくっている、ぎんゆうしじんです。
 
 アメフト未経験で2017-18のスーパーボウルからアメフトファンというかNFL好きになろうと思ったにわか野郎です。日本人にとってなじみが薄いせいか、なかなか好きになれそうなチームが見つからず、2017-18の選手名鑑やNFL応援ブログを駆使した結果、今シーズン応援しようと思うチームはLAラムズにすることにした。
 ファンになる以上は、そのチームや選手の結果如何でその日の気分が激変するわけであり、中途半端な気持ちで好きなものを選びたくなかった。
 NFLは昔の映像をyoutube上でスタイリッシュに編集して公開しており、往年のチームでハイパワーオフェンスだったチームはどこかというランキング形式の動画を観たとき、ラムズは1位であった。私がしびれたのが、相手がパスを警戒し過ぎた結果、ランへの注意を怠りほぼノーマークの状態でゆっくりエンドゾーンにQB入るシーンである。そのときのコーチ陣の白髪老人三人衆のインパクトもよかったし、なによりカート・ワーナーのシンデラストリーに胸が熱くなった。
 応援するチームはラムズだが、NFL応援ブログを毎日チェックしたので気になる選手も出てきた。
 ラムズのQBはジャレット・ゴフだが、色白金髪で声が高そうな人相のゴフはあまり好きではなく、西部劇に出てくる実直で熱血漢のイメージをもった顔の方がQBの人相として好みなので、西部劇から抜け出たようなルックスや野太い掛け声がどストライクの49ersのガロポロも気になる選手としてチェックしてみようかなと思っている。
 チームではラムズを推すが、私にとってラムズ以上に気になる選手は”先発殺し”と呼ばれた、ライアン=フィッツパトリックである。
 私はアメフト未経験で、アメフトの教則本も何冊か目を通したが、競技に関する浅い知識を克服することはできないので、やはり選手やチームのキャラクターや因縁を楽しむことでしかNFLを、アメフトをあじわうことが出来ないと思う。
 このフィッツパトリックは、何年も各チームを補欠として渡り歩き、所属先のチームの正QBがシーズン中になぜかケガをしてしまい、そのおかげで試合で先発を任されるといういわくつきの選手である。 
 Jets狂の宴さんのブログで、そのプロレスラーのようなストーリーに魅了され今年の所属先のバッカニアーズでも見事に?先発を殺したフィッツパトリックにプレーでの成績は期待していなかったのだが、NFLのニュース欄を見るとWeek1のMVPを受賞しているとのこと、早速ハイライトをチェックするとアホみたいにフィッツパトリックのパスが通っている。アメリカのスポーツニュースでも”フィッツマジック”と称賛しており、彼の活躍が予想外であることが伺える。そして、Week2でも結果を出したフィッツパトリックは、こんな姿に…
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(あんなにスタッツが低かったフィッツパトリックが完全にイキってる……)

 この考えてもみないことが起こる映画のような展開がNFLの魅力であり、私にとってNFLの1シーズンは1本の映画だと思う。
2017-18シーズンは、under dogという汚名を返上するための、フィラデルフィアの名誉を挽回するための映画「ロッキー」にもなぞらえられるような感動の映画であった。さて今シーズンは一体どんなシナリオが展開されるのだろうか。 そのためにも今シーズンはNFLを開幕からあじわおうとおもっている。

 

 チームはラムズ、選手はフィッツパトリック