バッカニアーズ通信２０ - ぎんゆうしじんになりたい男のブログ

　スーパーボウルを６回制したが、パーフェクトシーズンを一度も達成できなかったＱＢのもとに、ＷＷＥのチャンピオンベルトを引っ提げて、あのＴＥがバッカニアーズにやってきた。

　その男の名は、ロブ・グロンコウスキー。彼の名はグロンコウスキーであってグロウンコスキーではない。

　もしバッカニアーズが２０２０－２１年のスーパーボウルを制しチャンピオンリングを手に入れたのなら、リングとベルトの２つの王座を所有した初めてのチームとなる。

　ブレディはともかく、グロンコウスキーは一年間実戦経験がないわけで、ＮＥ時代のような活躍は期待できないがそれでもあの体格をもってすれば並の選手以上には役に立つはず。なにより、グロンコウスキーは今や超人であるプロレスラーなので、スポーツ選手といっても一般人である人間に負けてはいけないと思う。

　ひょっとしたら、グロンコウスキーは試合中に不正を行ったが、罪を償うことなく生きている選手・審判に対して制裁を加えるべくＷＷＥからＮＦＬに送り込まれた刺客なのかもしれない。そう、あのアンダーテイカ―のように……。

　２０１８－１９のＮＦＣチャンピオンシップにおいて、ラムズはセインツに勝利したが、その勝利にはどう考えても不可解なパスインターフェアの見逃し判定があった。

　……ある夜、うなされて目覚めたその審判は顔でも洗おうかと洗面所に向かう。まだ、眠りについてから３０分も経っていなかった。蛇口をひねると勢いよく水が出る。ふと見ると鏡に映っていた自分の顔のほかに見覚えのある選手が入り込んでいた。振り返ってみてもそこには誰もいなかった。流れ続ける水道水を無駄にしないためにも審判は両手で水をすくって顔を洗おうとした。そのとき、審判の背後から現れたグロンコウスキーがチョークスラムをかました。以後その審判の消息を知る人はいない……。

　こうなればグロンコウスキーがスポーツの試合にありがちな審判の判定への不服をプロレス的な抗議を行うことでエンターテインメント化できる。シーズンが終わったらＷＷＥみたいにドラマ仕掛けにしてグロンコウスキーが各ＷＥＥＫで不正を行った選手・審判をチョークスラムで地獄に堕としていけば、ＮＦＬはもっと盛り上がるんじゃないか。そうなると真っ先にチョークスラムを喰らうのはペイトリオッツなんですけどね……。

ところで、ＮＦＬドラフト２０２０が行われ、７人の選手がドラフト入団した。

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