アリストテレスは、人間が公的空間を形成することを本然的なものと考えている。
これに対して、ホッブスは、人間は利己的な存在であるとする。そして、危急の事態になれば、人間同士が殺し合う事態になるので、みなで協力して国家というものを作る必要がある、とした。
ホッブスにおける、人間の公的空間の形成は前者にくらべて後天的なものである。
これに対して、ホッブスは、人間は利己的な存在であるとする。そして、危急の事態になれば、人間同士が殺し合う事態になるので、みなで協力して国家というものを作る必要がある、とした。
ホッブスにおける、人間の公的空間の形成は前者にくらべて後天的なものである。
利己的な存在としての人間による政治・国家はどうあるべきか、が、ホッブスの著作のテーマであろう。